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「よいしょ」と言って立ち上がるようになったら|最初に落ちる動作

まちょすまちょす最近「よいしょ」が口癖なんすよ!もう年っすかね!
ハムスケハムスケ去年も言ってました?
エグゼ筋エグゼ筋癖ではありません。必要な力が増えて、勢いで補っているだけです。

会議の椅子から立つとき。

車を降りるとき。自分でも気づかないうちに、声が出ている。

この記事では、なぜ立ち上がり動作から落ちるのかを分解し、椅子の高さから始める戻し方を書きます。

声が出るのは勢いを使っているから

「よいしょ」は息を一度止めて、腹圧を上げて勢いをつける動作です。

これ自体は正常な働きで、重いものを持つときにも使います。

問題は自分の体重を持ち上げるのに、それが必要になっていること。

つまり癖ではなく、必要な力が増えた結果です。力が足りない分を勢いで埋めている。

立ち上がり動作を戻す順番
いきなり種目から入ると続かない

なぜ立ち上がりから落ちるのか

1. 日常で最も負荷の高い動作だから

立ち上がりは、片脚ずつではないにしろ、全体重を膝と股関節で持ち上げる動作です。

歩くより、階段を上るより、一瞬の出力でいえばこれが最大です。

だから出力が落ちたとき、最初に表に出ます。歩行や日常動作はまだ余裕があっても、ここだけ先に出る。

2. 回数が多く、避ける方向に働くから

1日の立ち座りは数十回あります。

きつくなると、人は無意識に回数を減らします。まとめて済ませる、座ったまま呼ぶ、立たずに手を伸ばす。

減らすと、さらに落ちる。この循環は本人に自覚がないまま進みます。

3. 太ももの筋肉が最初に減る場所だから

40代以降、全身の中で下半身から先に減ります。下半身は全身の筋肉の約3分の1を占めるので、総量としても影響が大きい。

詳しくは太ももの筋肉量が代謝を決める|40代で最初に落ちる場所にまとめています。

自分で確かめる方法

主観ではなく条件を固定します。

1. 手を使わずに立てるか
腕を胸の前で組んで、普通の高さの椅子から立つ。手をついたり、膝を押したりせずに立てるか。

2. ゆっくり座れるか
実はこちらの方が差が出ます。最後の数センチで落ちるように座っているなら、支える力が足りていません。

3. 片脚で体重を支えられるか
椅子に座った状態から、片脚を浮かせて立ち上がろうとする。できなくても構いません。どちらの脚が難しいかだけ見る。

左右で差が出るのは普通です。差の意味は体の左右差はなぜ生まれるか|弱い側を鍛えても縮まらない理由で扱いました。

戻す順番

いきなりスクワットを始めないでください。回数の確保が先です。

1. 椅子の高さを上げる(逆のようですが最初)
低い椅子は1回あたりの負荷が高く、立つ回数そのものを減らします。座面を上げて、立ち座りが億劫でない状態をつくる。

目的は楽をすることではなく、回数を確保することです。

2. 立ち上がる回数を増やす
30分ごとに立つ。これが一番効く「トレーニング」です。1日20回増えれば、週140回になります。

3. ゆっくり座る練習をする
立つより、座る側を3秒かけてコントロールする。同じ動作で負荷が高く、膝への負担は小さい。

4. そのうえで、負荷をかける種目を足す
ここで初めてスクワットなどを入れます。順番を逆にすると、きつい種目だけ残って続きません。

年代で変える変数は3つだけという話は40代・50代の筋トレ|年代で変えるべき3つと、変えなくていいことにまとめました。

やっているのに変わらない場合の切り分けはジムに通っても体が変わらない5つのパターンを見てください。

なぜ今やるのか

立ち上がり動作は、20年後に外出するかどうかを決めます。

立てなくなるのではなく、立つのが億劫になって外出が減り、さらに落ちる。低下はゆるやかな坂ではなく、イベントで段差を作ります。

この構造は帰省で親の歩く速さが落ちていた|それは自分の20年後のデータであるで扱いました。

そして今は、自覚があるのに困っていない時期です。戻すコストが最も低い。後回しになり続ける構造は経営者の健康が後回しになる理由|第二領域に入らない構造に書きました。

よくある質問

膝が痛い場合はどうすれば

痛みがあるなら、まず医療機関です。この記事の順番は、痛みがない前提です。

声を出さないようにすれば改善しますか

しません。声は結果であって原因ではありません。我慢しても、必要な力は変わらない。

毎日スクワットをしていますが、やはり声が出ます

回数より立ち座りの総回数を見てください。1日10回のスクワットより、座り続ける8時間のほうが効いています。

ハムスケ「去年も言ってました?」

まとめ

  • 「よいしょ」は腹圧で勢いをつける動作。癖ではなく、必要な力が増えたサイン
  • 立ち上がりは日常で最も一瞬の出力が高く、落ちたとき最初に表に出る
  • きつくなると無意識に回数を減らし、減らすとさらに落ちる
  • 確かめ方は3つ:手を使わず立てるか/ゆっくり座れるか/左右差があるか
  • 戻す順番は、椅子を上げて回数を確保 → 立つ回数を増やす → ゆっくり座る → 最後に種目
  • 自覚があって困っていない今が、戻すコストの最も低い時期

声が出るようになったのは、年齢ではなく回数の問題です。

降りる動作で痛みが出る場合は階段を降りるときだけ膝が痛い|上りと下りで違う理由で扱いました。

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