ジムに入会したが、何をすればいいか分からない。
マシンが20台並んでいて、とりあえず空いているものを順番に触る。30分やって、効いた実感がないまま帰る。
初月でやめる人の大半が、この経験をしています。
この記事では、最初の1ヶ月に何をやればいいかを確定させます。選択肢を減らすことが目的です。
最初の1ヶ月の目的
効かせることではない
最初の4〜6週で変わるのは、筋肉の量ではなく神経の使い方です。眠っていた筋線維を動員できるようになる段階。
この時期に重さを追っても、体は応えません。やるべきは、動作を覚えることです。
続く形を作ること
もう1つの目的がこれです。
初月に詰め込むと、第3週で確実に止まります。回復が追いつかず、予定も崩れる。
物足りなく終えるのが正解です。
やる種目は3つでいい

1. 下半身を曲げ伸ばしする(スクワット系)
マシンでもフリーでも構いません。重さより深さを優先します。
40代以降、最初に落ちるのは下半身です。全身の筋肉の約3分の1がここにある。太ももの筋肉量が代謝を決めるで扱いました。
10回 × 3セット。10回目が少しきつい重さを選びます。
2. 引く(ローイング系)
デスクワークで丸まった背中に、最も直接的に効きます。
押す動き(ベンチプレス系)より優先してください。現代の生活で足りないのは、引く方です。
10回 × 3セット。肩が上がらないよう、肘から引く意識で。
3. 体幹を固める(プランク系)
腹筋運動ではありません。腰を守るのは「曲げる力」ではなく「動かさない力」です。
構造は腰痛と体幹トレーニングの誤解で扱いました。
30秒 × 3セット。腰が落ちたら、落ちる前に止めます。
この3つで足りる理由
人間の動作は、押す・引く・下半身で大枠が説明できます。
初月は、このうち使用頻度が落ちている2つ(下半身・引く)と、全てを支える体幹に絞る。押す動きは、翌月から足せば十分です。
種目が多いほど、準備のコストが上がって行かなくなります。
ここで原則が割れます
ここまで「この3つで足りる」と書きました。
ただし、その前に確認すべき段階があります。
ジムの前にやることがある場合
次のいずれかに当てはまるなら、マシンの前に自重からです。
- 椅子から手を使わずに10回立てない
- かかとをつけたまましゃがめない
- 腕を真上に上げると、耳の横まで来ない
可動域が出ていない状態で重さを足すと、腰と膝に流れます。40代以降の怪我は、復帰に数ヶ月かかります。
硬さの正体は体が硬いのは生まれつきではないで扱いました。
見分け方
基準は1つです。
椅子から手を使わずに10回立てるか。
できるなら、上の3種目から始めて構いません。できないなら、まずそこを10回できるようにする。それ自体が立派なトレーニングです。
初月のスケジュール
第1〜2週|週2回、3種目、各2セット
物足りないのが正解です。目的は予定に組み込むこと。
第3〜4週|週2回、3種目、各3セット
セット数だけ増やします。重さは変えません。
記録を取る
種目・重さ・回数。スマホのメモで足ります。この時期の前進は、記録でしか見えません。
判定の指標は筋肉痛が来ないのは効いていないのかで扱いました。
やらなくていいこと
腹筋とアームカール
最も人気がありますが、初月の優先順位では下です。効果が小さいからではなく、他に先にやるべきものがあるためです。
有酸素マシンに30分
消費はしますが、落ちている出力は戻りません。有酸素運動は必要かで扱いました。
毎回メニューを変える
同じ種目を繰り返すから、前回との比較ができます。変えると、進んでいるかどうかが判断できません。
よくある質問
重さはどう決めればいいですか
10回目が少しきつい重さです。フォームが崩れるなら重すぎます。最初の1ヶ月は、軽いと感じる程度で構いません。
マシンとフリーウェイト、どちらがいいですか
初月はマシンで構いません。軌道が決まっているので、フォームの失敗が起きにくい。フリーは型ができてからです。
1回何分かかりますか
準備を含めて45分です。時間がない日は、スクワット系だけやって帰る。ゼロにしないことが目的です。
まとめ
- 初月の目的は、効かせることではなく動作を覚えて予定に組み込むこと
- 種目は3つ。下半身・引く・体幹
- 押す動きは翌月から。引く方が優先
- 椅子から手を使わず10回立てないなら、ジムの前にそこから
- 第1〜2週は2セット、第3〜4週で3セットに。重さは変えない
- 記録を取る。この時期の前進は記録でしか見えない
何をすればいいか分からないのは、選択肢が多すぎるからです。
3つに絞れば、迷う時間がそのまま実行に変わります。
始めた後に成果が出ない場合の原因はジムに通っても変わらない5つの理由で扱いました。
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