2ヶ月続けた。体重は1キロも減っていない。
それなのに、ベルトの穴が1つ内側になった。シャツの首回りが変わった。
これは停滞ではありません。最も望ましい形で進んでいる状態です。
この記事では、なぜ体重が動かないのに見た目が変わるのかを分解し、何を指標にすべきかを整理します。
体重は「中身の内訳」を示さない
同じ重さでも、体積が違う
脂肪と筋肉では、同じ重さでも占める体積が違います。脂肪の方が、かさばります。
つまり脂肪が1キロ減り、筋肉が1キロ増えれば、体重計の数字は同じまま、体は明確に細くなります。
これが「体重が減らないのに服がゆるい」の正体です。
体重計は内訳を区別しない
体重計が示すのは総量だけです。筋肉が増えたのか、水分が増えたのか、脂肪が減ったのかは分かりません。
体組成計を使っても、推定である以上は誤差があります。扱い方は体組成計の数字はどこまで正確かにまとめました。
見た目が先に変わる3つの理由
1. 配置が変わる
肩の位置、骨盤の角度、胴の長さ。これらが変われば、同じ体積でも輪郭が変わります。
とくにスーツの着姿は、体積ではなく輪郭で決まります。スーツが似合う体のつくり方で扱いました。
2. 水分と張りが変わる
運動を始めると、筋肉内の水分量が変わります。張りが出て、たるみとして見えていた部分が引き上がる。
体重としてはむしろ増えることがあります。見た目は良くなっているのに数字は増える。ここで混乱する人が多い。
3. 落ちる場所に順番がある
脂肪は全身から均等には落ちません。順番があり、しかも本人が落としたい場所は後半に来ることが多い。
順番の話は減量で見た目が変わる順番で扱いました。
ここで原則が割れます
ここまで「体重が動かなくても進んでいる」と書きました。
ただし、本当に停滞している場合もあります。区別が必要です。
進んでいる状態
- 服のサイズ感が変わっている(ベルト・シャツの首回り・ジャケットの肩)
- 同じ重さが軽く感じる、または回数が伸びている
- 日常動作が楽になっている
1つでも該当すれば、進んでいます。体重は無視して構いません。
停滞している状態
- 服のサイズ感も変わっていない
- 扱える重さも回数も3週間以上変わっていない
- 日常動作にも変化がない
この場合は、刺激・材料・回復のどれかが欠けています。筋肉量が増えない3つの理由で切り分けてください。
見分け方
基準は1つです。
体重以外の指標が、1つでも動いているか。
動いていれば進んでいる。すべて止まっているなら停滞です。
何を記録するか
体重だけを記録している限り、この区別はできません。
1. 服のサイズ感
最も実用的です。ベルトの穴、シャツの首回り、ジャケットのボタンの位置。月1回、メモするだけ。
2. 扱える重さと回数
種目・重さ・回数。スマホのメモで足ります。これがないと、前進しているかを判断できません。
3. 写真
同じ場所、同じ時間帯、同じ服装で月1回。日々の変化は自分では見えません。写真だけが比較を可能にします。
4. 体重は週1回、同じ条件で
毎日乗ると、水分の変動に振り回されます。朝起きてトイレの後、週1回で十分です。
よくある質問
体重が増えてしまいました
服のサイズ感が変わっていないか確認してください。ゆるくなっているなら、増えたのは筋肉と水分です。問題ありません。
見た目が変わるまでどのくらいですか
他人が気づくまでは2〜3ヶ月、自分で気づくのは1〜2ヶ月です。着衣時に最も早く出ます。
体脂肪率は指標になりますか
推定値なので、1回の数値には意味がありません。同じ条件で測った推移としてだけ使ってください。読み方は体脂肪率と見た目の関係で扱いました。
まとめ
- 脂肪と筋肉は同じ重さでも体積が違う。入れ替われば数字は動かず体は細くなる
- 見た目が先に変わるのは、配置・張り・落ちる順番の3つによる
- 体重以外の指標が1つでも動いていれば進んでいる
- すべて止まっているなら、刺激・材料・回復のどれかが欠けている
- 記録すべきは、服のサイズ感・扱える重さと回数・写真
- 体重は週1回、同じ条件で
体重が減らないことは、停滞のサインではありません。
体重が、見ている対象を映していないだけです。
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本当に止まっている場合の対応は停滞期は失敗ではないで扱いました。
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